【ヤマト システム障害】現場はまさかの自体に悪戦苦闘!

法人向け送り状発行システム「B2クラウド」でシステム障害が発生してから2日が経ちました。

 

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www.kuronekoyamato.co.jp

 

2日経った現在も復旧の目処は経っていないということですが、「B2クラウド」を利用している現場では大変な騒ぎになっています。

 

「B2クラウド」とはヤマトのシステムに配送先の情報を入力し、入力した情報が送り状に印字されて発行できるシステムです。

 

私の会社でも配送業務を行なっている部署があるのですが、運送業者の8割がヤマトを利用しており、「B2クラウド」を利用して発行しています。

 

そのため、2日前突然ログインできない状態になり、ほとんどの商品が発送できないという状況になりました。

 

苦肉の策として、手書きで送り状を書いて出来る範囲で配送を行なったのですが、これまで配送にかかっていた時間の何倍もの時間がかかることになりました。

 

中には配送できないものもあり、お客様に大変ご迷惑をおかけすることになりました。

 

配送できなかった分については、営業が謝罪の電話対応をすることになり、「B2クラウド」のシステム障害によって被った被害は計り知れないものになりました。

 

とまぁ、実はこのような状況を想定できなかった我々IT部門の責任もないこともないとは言えません。

 

数年前に、現場からの「B2クラウド」を使いたいといった要望と、導入費用がほとんどかからなかったことから「B2クラウド」と基幹システムから「B2クラウド」で取り込めるテンプレートに合わせた当日配送リストを出力し、容易に「B2クラウド」を用いて送り状発行できるシステムを自社開発しました。

 

数年が経ち、現場では配送業務のほとんどが「B2クラウド」を利用して発送するようになりました。

 

そのため、このような障害が発生した時の業務フローが決まっておらず、現場では朝から大変な大騒ぎになったのでした。

 

ヤマトのあっけない感じのPRに若干の怒りを感じますが、システム開発におけるバックアッププランの必要性を改めて感じたのでした。