【液体ミルク】明治ほほえみ「らくらくミルク」は缶を開けて注ぐだけ!?

明治ほほえみ「らくらくミルク」

今月13日明治からプレスリリースで乳児用液体ミルク「らくらくミルク」が発売されることが発表されました。

今月下旬から先行発売が開始され、4月下旬には全国に発売される予定です。

明治 ほほえみ らくらくミルク 240ml 常温で飲める液体ミルク 【0ヵ月から】×24本

現在のところ、1本¥215、容量240mlで全国のドラッグストアまたはベビー専門店で発売されるそうです。

特徴としては常温で保存し、災害時でも安心して授乳できることを想定して衛生的に安心なスチール缶が採用されています。

また、賞味期限はなんと1年だそうです!

栄養成分については以下の通りで、

栄養成分表示(100ml当たり)エネルギー 68kcal、たんぱく質 1.65g、脂質 3.50g、
コレステロール 10mg、炭水化物 7.66g、
食塩相当量 0.049g、ナイアシン 0.41mg、
パントテン酸 0.58mg、ビオチン 1.6µg、
ビタミンA 53µg、ビタミンB1 0.054mg、
ビタミンB2 0.081mg、ビタミンB6 0.041mg、
ビタミンB12 0.27µg、ビタミンC 7.7〜28.6mg、
ビタミンD 0.88µg、ビタミンE 0.84mg、
ビタミンK 3.4µg、葉酸 14µg、
亜鉛 0.41mg、カリウム 66mg、
カルシウム 51mg、セレン 1.4µg、
鉄 0.81mg、銅 0.043mg、
マグネシウム 5.4mg、リン 28mg

同社の粉ミルクと同等の栄養設計を実現しています。

 

www.meiji.co.jp

 

粉ミルクは時間がかかる

粉ミルクはお湯を沸かさなくてはいけなかったり、人肌に冷まさなければいけなかったりミルクを準備するまでに時間がかかっていました。

赤ちゃんはミルクを飲みたい時に泣いてお知らせします。

しかし、ミルクができるまで赤ちゃんは泣き続けるため、時間がかかるのはママにとってはもちろんのこと、パパやおじいちゃんおばあちゃんにとっても、とても負担になっていました。

 

液体ミルクは注ぐだけ

粉ミルクと違い、液体ミルクは缶を開けて注ぐだけです。

お湯がいらないので、災害時や備蓄、外出時に授乳できないような場面に最適です。

この便利さから、液体ミルクは家族の負担を軽減してくれることはもちろん、赤ちゃんとの外出時のマストアイテムになりそうですね!

 

なぜ今までなかったの?

これまで日本には液体ミルクの規格基準がなかったため製造・販売が出来ませんでした。

2016年に起こった熊本地震がきっかけになり厚生労働省が動き出しました。

2018年8月に法整備がされたことにより、日本でも発売できるようになりました。

 

海外ではすでに普及

海外、特にヨーロッパではすでに普及していて、熊本地震の時にフィンランドマヌ・ヴィルタモ駐日大使と日本フィンランド友好議員連盟小池百合子会長とともに液体ミルクが送られました。

これを期に、液体ミルクの便利さが注目されることになりました。

海外では粉ミルクより価格がかなり割高のようです。

 

さいごに

一度開封した液体ミルクを放置したり、飲み残しは変色したり衛生的にも良くないなどの問題もあるそうですが、便利な面が大きく、これから日本でも広く普及されると思います。

これにより男性の育児参加や家族の育児サポートがしやすくなって、ママたちの育児負担やストレスが軽減されることが期待できます。

そうなれば、赤ちゃんのためになることはもちろん、赤ちゃんを育てやすい世の中へのきっかけになるはずです。

液体ミルクの日本での発売開始は日本にとって大きな一歩になることでしょう。

実は我が家にも、赤ちゃんが間も無く誕生します。

缶を開けて哺乳瓶に注ぐだけなら不器用な私にも出来ますので、液体ミルクの発売は私個人にとっても非常にありがたいニュースです!